信光寺とは

阿弥陀(アミダ)とは、無限の光。
永遠に世界の隅々まで照らす光。
わたしたちをあたたかく包んでくれる光。
信光寺は、その光を信じる門徒さんたちの寺。

歴史

信光寺寺伝(昭和30年編纂鳥屋町史)によると、信光寺先祖開基代々覚書に「先祖道誓は右近家百姓道場坊主なり。准如様御代にご本尊九字・十字の御名号を申し請け、御法義相続申され候。天正19年に道誓と坊主一分に罷成り、次男を新発意に相立て、終に元和4年10月24日往生なり」とある。寺院縁起でこれほど虚飾なく正確に記されている例は少ない。

信光寺の創立は、富農が家督を長子に譲り自らは庵室を作り、その庵室を道場として布教や講会の場に提供するといった、中世末から近世初期にかけての典型的な道場発生の例といえる。
信光寺は光徳寺門葉願正寺下として成立した。寛文2年四代の正誓の時、寺号が許され、同12年に木仏本尊が下附された。延宝4年に本堂を建立した。

住職のプロフィール

1973年 前住職晃耀・前坊守精子
の次男として生まれる
1996年 京都大学法学部卒業
2005年 得度
2011年 金沢で司法書士事務所開業
2022年 父晃耀から住職を継承 

1591年 道誓開祖 道場を開く
御本尊九字十字名号(尽十方無碍光如来)(南無不可思議光如来)下附
光徳寺門葉 羽咋市の円井(つむらい)の願正寺の小寺
1626年  御絵伝拝受
1662年 四代の正誓 信光寺の寺号が許可
1676年 本堂建立


2022年 二十二代釋克弥 父釋晃耀より住職を継承