住職ブログ

本願寺の御影堂と阿弥陀堂

当寺も所属する石川教区鹿島組を含む4組合同で百人講座というイベントが

定期的に行われています。

 

先日、福岡教区の井上見淳先生の講義をお聞きしてきました。

 

その中で、学びも多かったので、ここにアウトプットしておきます。

 

この写真は、今年の4月に親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要のときの写真。

 

奥の建物が御影堂、手前の建物が阿弥陀堂。

 

本願寺を親鸞聖人の御座所と規定したのは、あの蓮如上人。

 

御座所というのは、親鸞聖人が今おられる所という意味です。つまり、親鸞さんのお宅。

 

御影堂には御真影様(親鸞御木像)が安置されていて、いわば親鸞さんのお部屋。

 

阿弥陀堂には阿弥陀仏像が安置されていて、いわば親鸞さんのお宅の仏間。

しかも、親鸞さんの宗教世界に基づく阿弥陀仏中心の空間が広がっています。

 

なんとなく、同じような、大きな建物だなあってくらいにしか思ってませんでしたが、

 

そう言われると、見え方も違ってきますね。先生もそう仰っていました。

 

今度、お邪魔したときには、じっくり味わってこようと思います。

 

 

ちなみに、これは法要のときに特別拝観できた飛雲閣。

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