ご崇敬の日が迫るにしたがって、あれもこれもと気がせくが、体は言うことをきかず、そうこうしているうちに当日を迎えてしまった。
「お願いします。」
これしかない。早くから集まってくださった門徒さんたちにおまかせしようと決めたら少し気が楽になった。
オープニングは鹿島組の坊守さんで作ったサンガのとのコーラス。
信光寺も新と旧の坊守が並んで立ったら、なんだかうれしくなりました。
深きみのりにあいまつる ♪
身の幸 何にたとうべき ♪
ひたすら道をききひらき ♪
まことのみむね いただかん ♪
真宗宗歌を阿弥陀さんの前で大きな声でうたう。
こうして始まったご崇敬。それぞれに決まった係を真剣につとめていてくださる。
開会の挨拶、お勤め、ご消息、領解文、門徒さんによる詩吟の披露、ご法話とすすんでいった。私はといえば、ただうろうろとしていただけ。気がついたらもう「恩徳讃」をうたっていたなんて・・・
お天気にも恵まれ、「おかげ様」ということばはわたしのためにあるのではないかとさえ思えるご崇敬を有難く過ごさせていただきました。
ご門徒の皆様、友人たち、家族のみんな ほんとにありがとうございました。
おかげ様で私にとっては二回目のご崇敬を無事に終えることができました。感謝感謝です。 (前坊守)
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