住職ブログ

やっと本堂の屋根にブルーシート

 

待ちに待った瓦屋さん。

 

1月19日にブルーシートで養生。

 

 

寺の屋根というのは一般住宅と違って、反っていたり、そもそも大きかったりとプロでも簡単に登れないそうです。

 

もう少し早く来ていただけることになっていたのですが、この地方ならではの雪。

 

雨雪がない合間の晴れの日にようやく。

 

 

ひどかったのはやはり本堂の後ろの屋根。

 

落ちた箱棟が多くの瓦を傷つけていました。それが原因で本堂内に雨漏り。

 

数日様子を見ていましたが無事雨漏りは止みました。

 

さすがプロですね。

 

「このままでは半壊全壊だ」と怯える寺族。

 

本当にそうなのか?と私自身も心配していましたが、とりあえず安心しました。

 

瓦屋さんと相談して、晴れが続く夏頃に瓦を葺き直すことになりそうです。その費用に頭がいたいですが。

 

ただ、おそらくこの19日を境に私の心にも余裕が出てきたように思います。

 

本堂に至る所に震災の傷が残っていますが、今は、よくぞ倒れず立っていてくれたと考えられるようになりました。

 

数年単位で復旧できればと考えています。

 

 

内陣にはそれほど雨は落ちてこなかったのですが、天井はおそらくかなり濡れてシミができてしまいました。

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