門徒さんのQ＆A

正面中央にご本尊（尊像または六字尊号「南無阿弥陀仏」）
右脇掛に十字尊号「帰命尽十方無碍光如来」または親鸞聖人御影
左脇掛に九字尊号「南無不可思議光如来」または蓮如上人御影
ご本尊前には香炉、花瓶、蠟燭立を置き、お仏飯をお供えします。
報恩講や彼岸会には上卓や前卓に内敷を掛けてお飾りし、菓子等を供物をお供えします。
仏壇には水やお茶等は供えません。
お花は枯れないうちに立て替えます。とげのある花や造化は用いません。
仏壇には位牌やお守りは置きません。故人の法名や俗名、命日は過去帳に記入します。
（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

合掌は、両手に念珠をかけ、指をそろえて伸ばし、親指で軽く念珠を押さえます。両ひじを張らずに両手を胸の前で合わせ、指先と上体を約四十五度に保って「南無阿弥陀仏」と念仏します。
礼拝は、合掌したまま静かに上体を約四十五度前方に傾けてから、おもむろに元の姿勢にもどして合掌を解きます。（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

これを知らないとお葬式等で緊張しますよね。
焼香するときは、焼香卓の二、三歩前で合掌せずに一礼し、そのまま進んで着座します（高机に香炉が置かれている場合（セレモニーホール等の葬式）は起立したまま）。右手で香を入れている器（香盒）のふたを取って右ふちにかけ（ふたが開いている場合は不要）、香を一回だけつまんで焼香し、ふたをしてから合掌・礼拝します（焼香する人があとに続く場合はふたはしません）。礼拝が終われば起立して二・三歩後退し、一礼して退きます。
香を額の前におしいだいたり、何回も焼香することは避けましょう。
（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

線香を用いる場合は、短く折って火をつけ、香炉の中に必ず横にして供えます。浄土真宗では線香は立てません。（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

お仏壇の前に座ったら合掌・礼拝します。両手で経本を胸の前に持ち、頂戴（額の高さに頂く）してから、胸の前で開き、両手で胸の前に保持しておつとめします。
おつとめは初めに鏧を二回打ちます。最後は鏧を三回打ち、胸の前で経本を閉じ頂戴してから、合掌・礼拝してから終わります。（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

親鸞聖人が「教行信証」行巻に、浄土真宗のみ教えを簡潔に示された讃歌です。阿弥陀さまのご本願を信じ、「仏説無量寿経」やインド・中国・日本の七人の高僧の導きによって、お念仏のみ教えにめぐり遇えた喜びを深く感謝されています。つづく和讃は「教行信証」のお心を日本の言葉で讃えられた歌です。第八代蓮如上人は、正信偈と和讃に念仏を加えて、浄土真宗のおつとめと定められました。（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）
讃歌ですから、心をこめて、大きな声で唱えましょう！！

御文章を拝読するときは、両手で御文章箱を持ち、目の高さに水平に保持したまま横向きに座って、膝の前に置きます。両手でふたを持ちご本尊から遠い側に開け、裏返さずそのまま置きます。両手で御文章を取り出し頂戴してから、胸の前に保持して拝読します。拝読中、参集者は正座の姿勢で、頭を少し下げて拝聴します。拝読の終わりは、初めの「あなかしこ」で御文章を閉じ、次の「あなかしこ」で頂戴してから、箱に納めてふたをします。箱を目の高さに水平に保持したまま仏壇の方に向き直り、元の場所に戻します。
（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

ろうそくの火は芯切り箸などで火屑をはさみ落として消します。口で吹き消したり、手であおいで消してはいけません。（浄土真宗本願寺派日常勤行聖典より）

そんなことありません。是非、お参りください。大歓迎です。
一緒に正信偈を唱えましょう。ご聴聞しましょう。

そんなことはありません。日程調整いただければ可能です。ただし、距離によってはお断りさせていただくこともございます。ご容赦ください。

住職の面談等一定の手続きが必要ですが、可能です。

お寺に連絡してください（TEL 0767-74-0638）。
病院で亡くなった場合、故人がお家に帰られる時間をお伝えください。
時間を合わせて住職が枕経（まくらぎょう）をつとめます。どうしても都合がつかない場合は、近隣の住職さんにお願いすることもあります。
枕経とは、臨終勤行のことで、人の命が終わるときに、これまでの聞法の生活を総まとめする意味の読経で、本人がそれを行うべきなのですが、現実にはできません。住職が家族、友人、近しい方々と一緒にお勤めします。
このときに今後の通夜、葬儀の打ち合わせもします。生前に法名（院号）を頂いているかも教えてください。

葬儀屋さんは慣れているので、流れについて確認されるといいでしょう。
　１　枕経（臨終勤行）のおつとめ
　２　セレモニーホールに移る前に納棺
　３　お通夜（通夜勤行）
　４　出棺勤行・お葬式（葬場勤行）
　５　火屋勤行（火葬場にて今生の最後のお別れ）
　６　還骨勤行、中陰法要（初七日法要）
※４、５、６はお葬式の日に全て執り行われます

通常、お通夜の前に住職がおかみそりという儀式を行います。おかみそりは僧侶になる儀式です。生前に帰敬式を済ませている方は不要です。

おかみそりを済ませた人には法名が授与されます。法名とは仏弟子としての名前です。法名には仏弟子となったこと、釈尊の家系に生まれたことの意味で、姓として釋の字をつけます。ちなみに私は釋克弥（しゃく　こくみ）です。得度を終えているので生前に法名を頂いています。

院号は生前に特別の功労のあった門徒さんに対して、本山から授与されます。また本山に一定以上の上納金を進納した場合にも、財功に対するお扱いとして交付されます。
院号が贈られると、●●院釋〇〇となります。

お葬式の日に中陰表、年忌表をご家族に渡します。それを参考に中陰法要、年忌法要をおこなってください。
（例）
中陰表
法名　釋〇〇　俗名●●●●（享年９０歳）令和５年６月１日寂

年忌表

満中陰が済めば、中陰壇が葬儀屋さんによって取り払われます。遺骨は、これ以後、適当な時期にお墓に納骨します。墓前でおわかれのおつとめをします。大谷本廟に納骨を希望する場合はご連絡ください。手続きが必要です。
納骨まで遺骨を家に置いておく場合、骨箱をお仏壇の最上段の中央に置いて、ご本尊の前をふさがないように、一段下の須弥壇わき等に安置します。納骨までにお寺でお預かりする場合もあります。

そんなことありません。是非、お参りください。大歓迎です。
一緒に正信偈を唱えましょう。ご聴聞しましょう。

そんなことはありません。日程調整いただければ可能です。ただし、距離によってはお断りさせていただくこともございます。ご容赦ください。

住職の面談等一定の手続きが必要ですが、可能です。