住職ブログ

東西本願寺合同法要 IN金沢城

昨日は、金沢城で東西本願寺合同法要がありました。

暑い中、たくさんの参詣者さんがいらっしゃいました。

金沢城は元々、真宗の道場「御山御坊」があったところ。

ゲーム「信長の野望」世代の私には、馴染みのある名称です。

そうえいば、今の金沢の拠点は金沢城ではなく御山御坊だったなって。

お勤めは「正信偈」。

東西本願寺の合同なので「真読」。節のないもので。

その前に東西の代表の挨拶がありまして、お東の総務総長の木越さんがこんな

ことを仰っていました。

あの「竜馬がゆく」で有名な司馬遼太郎さんが今の日本語には真宗由来の

言葉がたくさんあるそうで、その代表的なものとして「させて頂く」という

表現だそうです。世界を探してもこのような言い方をするのは日本だけだそうです。

〇〇をするではなく、〇〇をさせて頂く。

すなわち、謙虚な姿勢で行為をするということでしょうね。

俄か勉強の私も、浄土真宗門徒の生き方というのは、要約すると謙虚な生き方と

言えるのかな?って思ってました。

阿弥陀如来、他者のおかげに感謝して生きる。

感謝して生きるとは即ち謙虚に生きるってことですよね。

自分を大きく見せる必要のない、そのまま、ありのままの生き方にも繋がる気が

しますね。

 

親鸞さんの前に赤のろうそくが灯っていますよね。

東西本願寺から持ち寄った法灯が一緒になったもの。初めてだそうです。

少し風がある日でしたので、後ろから見ていて大丈夫?消えない?ってヒヤヒヤ。

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