御崇敬(ごそうきょう)のポスターが完成したのは7月下旬。
前住職がいつの間にか発注していて、ゲラのチェックだけした。
とてもシンプル。
御崇敬はいつも地元の印刷会社さんなんだって。
請求書を見ると、自身でネットで作成するより随分高い。
が、こういう行事ですから、地元の業者さんにお願いすることにもそれなりの意味が
あるかな、とも思う。よしとしよう。
このポスターを外に貼るには、県の土木課の許可が必要なんだって。初めて知る。
事務所に行って、800円で刻印してもらう。
さて、このポスター大小5枚と、案内、駐車場地図をセットにして、中能登町、
七尾市、穴水町の浄土真宗本願寺の寺を回ったのが8月2日、3日。
その数約40。猛暑。汗だく。
「あゝ、御崇敬ですね」「暑いのにご苦労様」「お参りさせていただきますね」
そんなお言葉を頂きました。
40も回ると、お寺の様子が何となく分かる。大きなお寺もあれば、山奥にひっそりというお寺も。
共通化しているのは過疎化の進んだ地域のお寺。檀家数もきっと減少傾向でしょう。
お寺を維持、継承していくのはたいへんなことでしょう。
これらはほぼ共通の課題かなって思いますね。
そして、御崇敬のような大きな行事の継承もまたたいへんなことだと思います。
当寺もご門徒さんたちのご協力で何とか執り行うことができそうなことを幸せに感じます。
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